浮腫や血圧を気にして、塩の量を減らして味つけを薄くしたり、「減塩」と表記のある調味料を選んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?実はそれは逆効果かもしれません。今回は塩の効果と選び方を説明します。

良質な塩で代謝アップ!

代謝を高めるマグネシウムを手軽に摂取できる海塩。
海塩に含まれるマグネシウムは、代謝を助ける働きのほか、血糖値を安定させる役割もあります。肉や卵中心の食生活だとマグネシウムがどうしても不足しがちになりますから、調味料の力を借りて、積極的に摂っていきましょう。そこでおすすめなのが、天日干しの海塩です。ちなみにマグネシウムは海藻類、ナッツ類、大豆などにも豊富に含まれています。

海塩の選び方

塩は精製塩ではなく、海塩を天日干ししたものを選びましょう。成分表に「ナトリウム」「マグネシウム」「カリウム」などのミネラル表記があれば、海水の養分が残っていると考えて良いでしょう。本来、塩は血液の殺菌能力の元になるなど、血液や血管に良い作用ばかりです。本物の塩であれば、病気になるような高血圧を招きません。摂取量を気にするところか、むしろ積極的に取った方が良いのです

おすすめの海塩

海塩のなかでもおすすめは沖縄の「ぬちまーす」。一般商品はマグネシウムの含有量が1,000mg以下程度で、食塩に至っては0gです。一方、「ぬちまーす」は100g中3000gmのマグネシウムが含まれています。
また、マグネシウムは経皮吸収もできるので、エプソムソルトやにがりをお風呂にいれるのも効果的です。

まとめ

マグネシウムは浮腫の解消に必要な栄養素です。精製された塩や添加物による味付けは浮腫の原因となりますが、良質な塩を摂ることで浮腫にくくなります。上手に選び、活用しましょう。