ダイエット中の方に多いのが「間食がやめられない」というお悩み。今回は、お腹を満たすだけでなく、美味しくて、栄養もあるおすすめの間食をご紹介します。

間食するものの質を見直すべき理由

「口寂しく、何かをつまみたい」そんな時、コンビニやスーパーなどで手軽に手に入るお菓子ばかり選んでいると太るだけでなく、肌荒れ、集中力や決断力の低下などの症状が増し、ストレスによりさらに何かを口にしたくなる…という悪循環に。栄養のあるものを食べることは、血液に栄養を送り、脳と心に満足感を与え添加物、小麦粉、質の悪い油、精製糖など腸を汚したり、体の代謝を妨げたり、依存性のある食べ物を欲しにくくする効果もあります。

間食を選ぶ3つのポイント

ダイエット中の間食を選ぶポイントは以下の3つ。

①小麦粉、精製糖が含まれていない
血液や腸を汚す原因となり、太りやすく痩せにくくなります。血糖値の急上昇により、インスリンが分泌され、血糖値が急激に下がることで、眠気やダルさを引き起こす上、中毒性があるため、食べ始めると止まらなくなる傾向が強いです。

②植物性油脂を使用していない
トランス脂肪酸と言われ、自然のものではないため体内で栄養素として有効利用されること無く、ゴミとして溜まっていきます。また、ホルモンバランスを乱し、代謝を下げ痩せにくくなる原因に。マーガリンやショートニングと表示のあるものは避けましょう。

③成分表示が短く、加工が少ない
成分表示が長いほど、添加物の危険性が高い為、肥満や浮腫、体調不良の原因になりやすく、内臓に負担をかけ、消化不良や代謝低下の原因になります。素材を活かしたものや手作りのものを選択しましょう。

おすすめの間食12選

3つのポイントを踏まえ、比較的手軽に入手・用意できる間食をご紹介します。

・ドライフルーツ(砂糖、漂白剤、防腐剤などの入っていないもの)
・ナッツ(食塩などで味付けをしていないもの)
・ココア(手作り)
・良質なチョコレート(カカオ70%以上、黒糖使用、ローチョコレート など)
・ココナッツバター
・焼き芋、干し芋
・ギリシャヨーグルト
・フルーツ、アボカド
・スムージー
・ゆで卵
・おにぎり
・お味噌汁(乾燥わかめや切り干し大根などとお味噌をコップに入れ、お湯を注ぐ、簡易的なものでOK)

太りにくく、身体に良い間食を追求し、市販から手作りまで様々なおやつを試してきました。その中でも大好きなカカオを使った手軽で美味しいレシピを2つご紹介します。

私がおすすめするココアレシピ

ココアは作り方を色々と試し、味・手軽さを追求して、このレシピになりました。ココアパウダー(無糖)、ココナッツミルク、黒糖で作るのがポイントです。カカオパウダーにはマグネシウムが豊富に含まれているので、便秘を解消したい方もおすすめです。

1.水(コップ2/3程度)を鍋で沸騰させ、ココアパウダー(大さじ2)、黒糖(お好みで)を入れ、混ぜる。ココアパウダーをよく溶かすのがコツ。

2.ココナッツミルク(コップ1/3程度)を鍋に入れ、混ぜる。

ココナッツミルクは普通のスーパーなどでも中華料理の食材を集めたコーナーや缶詰コーナーなどに置いていることが多いです。カカオパウダーはいくつか試した中で、バンホーテンのピュアココアが一番美味しかったです。黒糖のコクと、ココナッツミルクで少しとろみが付き、適度に満足感があります。材料の量は全てお好みで調整してください。

私がおすすめするチョコレートレシピ

質の良いチョコレートは成城石井、カルディや自然食品を扱うお店で購入出来ますが、コンビニやスーパーなどでは手に入らないことが多いので、ココナッツオイル、蜂蜜、カカオパウダーで簡易的に作るのもおすすめです。

1.ココナッツオイルを溶かし、型か小さなお皿へ入れる。
2.ココアパウダー、蜂蜜を適量入れ、混ぜる。
3.冷蔵庫で冷やして、固める。

リンツ・チョコレート カカオ70%は比較的入手しやすく、成分も比較的シンプルで味が美味しいので、おすすめです。

まとめ

何気なく口にしているカフェラテやジュースなども市販のものはブドウ果糖液糖、乳化剤、香料などが使用されていることが多く、体の浮腫や健康を損なうことに繋がり、集中力・思考力の低下を招きます。少しの知識と工夫で余計な不調や最悪感からくるストレスを減らすとこがでるので、間食の採り入れ方をぜひ工夫してみてください。