「昨日、水とサラダしか口にしていないのに体重が増えてる!!」「ダイエット失敗だ」など、体重計の数値に一喜一憂していませんか?そのようなダイエットではストレスがたまる上、より痩せにくい身体になってしまうかもしれません。今回は体重よりも注目すべき体脂肪と除脂肪体重について説明します。

体重ではなく余計な体脂肪を落とすことがダイエットの目的

1日何回も体重計に乗っては「太った」「痩せた」と一喜一憂する女性がいますが、体重が減っているからといって同じように体脂肪が減っているわけではありません。その日食べたものや水分の量で、2kgくらいの体重増減はざらにあります。無理がないのは、1ヵ月に1kg前後体脂肪を落としていくやり方。5kg以上はやりすぎでリバウンドする可能性が高いです。体脂肪が減れば体重も自然に減ります。

体重ではなく除脂肪体重に注目

「除脂肪体重」という言葉をご存知でしょうか?除脂肪体重とは言葉の通り、脂肪を除いた体重のことで骨・筋肉・内臓の重さを示します。体重50kgで体脂肪率が20%の女性がいたら脂肪の重さは10kg。体重からから脂肪の重さを引いた40kgが除脂肪体重です。

代謝の要となる筋肉を減らすと痩せにくくなる

除脂肪体重から骨・筋肉・内臓の内訳までは出せませんが一番増減しやすいのは筋肉の重さ。筋肉が代謝のために必要なものですから、除脂肪体重を維持または増やすように努めることが大切になってきます。

まとめ

ダイエット中は体重にばかり囚われがちですが、実は体重の重さは見た目とイコールではありません。脂肪よりも筋肉の方は重たいため、運動を始めて脂肪が落ちても、同量の筋肉がついた場合、全体の体重は重たくなりまが、見た目は引き締まり、代謝が上がります。数字に囚われず、「何が増えて、何が減ったのか?」数字の中身に注目しましょう。