ダイエット中、外食などで「つい食べすぎてしまった」という経験はありませんか?一食食べ過ぎたからと言って、翌日全て脂肪になるわけではありません。大切なのはその後の食事。今回は食べ過ぎた後に食事で意識すべき点を3つお伝えしていきます。

食べ過ぎた後に大切なこと

食べ過ぎた後に起こりやすいのが、血糖値の乱れや胃が大きくなることで食欲が増し、その後も徐々に食事量が増えていくこと。普段の食事量まで増えてしまうとリバウンドの原因に。また、消化を終える前に食べると消化不良により、内臓の働きが低下します。食事内容を記録し、客観的に見て「本当に自分に必要な分を食べているか?」確認をしましょう。ただし、食べ過ぎた分のカロリーを抑えようと、無理に低カロリーな食事や絶食を行うと、血糖値の乱れが大きくなりその後の暴食に繋がったり、脂肪を溜め込みやすくなるといったデメリットがあります。食べ過ぎた後の食事ケアでは以下の2点を意識して行いましょう。

1.消化を促し、内臓の働きを助ける
2.血糖値のバランスを整える

では、食事ケアの方法をお伝えしていきます。

1.炭水化物を減らす

お粥やうどんなどは消化に良いというイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいますが、実は炭水化物は消化に時間がかかります。また、外食ではどうしても糖質の量が多くなりがちなのでその後の食事では糖質を蓄えない為にも、食べ過ぎた後の食事ではパンや麺など小麦粉を主とした食品やお米などの炭水化物は量を控えめにしましょう。

2.葉野菜や大根おろしをメインにする

消化や代謝をするにも栄養素が必要。お酒を飲んだ場合は特に消耗が大きい肝臓を回復させるためにも野菜でビタミンやミネラルを摂りましょう。特に緑黄色野菜がおすすめです。また、葉野菜や大根おろしは消化を促す効果があるので、食べ過ぎた次の食事や「いつまでも胃が重たい」「スッキリとしない」という時にはメインで摂るようにしましょう。炒めるなどの加熱調理はせず、できれば生、食べにくい場合は蒸し料理にしてください。

3.タンパク質を摂る

ビタミン・ミネラルの他に肝臓の回復に必要な栄養素がタンパク質です。お肉を食べる気にならない場合は魚介類や豆類を摂るようにしましょう。なるべく熱を加えすぎず、刺し身やしじみのお味噌汁、豆腐などがおすすめです。

まとめ

消化の速度は人によって異なり、お腹が空いていなければ無理に食べる必要は有りませんので、その時の感覚に合わせて、調整をしましょう。初めにもお伝えしたように、一食食べ過ぎたからと言って、翌日全て脂肪になるわけではありません。食べ過ぎた時も、罪悪感を抱きすぎず、必要なケアを行いましょう。