幸せを数え始めたら、あなたはすぐに幸せになれる。

 

1.大切にしたい人は誰か?

私たちは日々たくさんの人と関わっています。
SNSやアドレスリストをすべて数えると
いったいどれだけの人と関わっているのでしょうか。

その関わりのひとつひとつは
いったいどれだけの幸せを
もたらしてくれているのか。

関わりは少なからず時間を伴うもの。

ひとつひとつの時間は小さくとも
降り積もれば大きな時間になり

その時間は
本当に大切な人と関わるための
時間から使われています。

たった1分間のメッセージも
60回返せば1時間を要するのです。

毎日行えば月に30時間にもなる。

本当に大切な人になら
その時間は大切だけれど

無意識に使っている時間だとしたら
それはとてももったいない。

あなたが本当に
大切にしたい人たちだけを残して
アドレスリストを思い切って整理したら

あなたがあなたに向き合う時間と
大切な人と過ごす時間が増えるでしょう。

 

2.関わりたい人の人物像を考える

私たちの交流の機会は増えています。

リアルな交流の場や、オンライン、
SNSでの活動を振り返ると
関わる人は増えていくばかりです。

もし機会に対して受け身で
すべての人に関わっていたら

あなたの大切な時間は
そう大切でない人たちのために
多くを使われることになっている。

色んな人と関われる現代だからこそ
誰とでも関わるのではなく

「誰と関わり」
「誰と関わらないのか」
自分なりの基準を持とう。

類は友を呼ぶもので、

あなたが関わる
目の前のひとりとの関わりは
その先出逢う似た性質の人との
関わりを示唆しています。

あなたはどんな人と
関わっていきたいのか。

その人物像を考えてみましょう。

 

3.モノを選ぶ「達人」になる

少なく持つことを味わってみましょう。

世界中のあらゆるバッグを
あなたのクローゼットに押し込むことはできません。

バッグはお気に入りだからこそ
そこにあることが嬉しいのです。

ものを買う時に無意識に選ぶ人と
本当に大切なものを厳選して選ぶ人とでは
生活の質を大きく左右します。

そう大切でもないものをひとつ持つことは
本当に大切なその先の出逢いを
ひとつ消すことに少し似ています。

ものを手に取るときには
長く使いたいもの
本当に気に入ったもの

あなたが囲まれて
幸せな気持ちになるものを
選ぶようにしたいものです。

 

4.大好きなものだけに囲まれて暮らす

あなたが本当に大好きなものは何か?
あなたが「こうだったらいいな」と感じる
ライフスタイルはどういうものか?

何気なく「素敵だったらいいな」と
考える人は多いけれど

それが実際に
「どういうものなのか?」と聞かれると
具体的に答えるのは難しいものです。

あなたが暮らす部屋や
あなたが使うものたちは
あなたの感動を入れる器です。

使い勝手がいいだけでなく
あなたに感動と喜びを
与えてくれるものであると素敵です。

そのための第一歩は
「身の回りにおいておくものは、大好きなものだけにする」と今から心に決めておくこと。

「つまらないもの」や
「くだらないもの」「過去のもの」に
あなたの心と生活を占領されるされることなく

いまのあなたに、
一番軽く、からだに合っていて
触れた心地の良いものを選びましょう。

過去使っていたけど
いまは使っていないもの。

心が動かないけれど
置いてあるものは
写真だけ撮って処分し

空間的にも
あなたにとってお気に入りのものを
迎え入れる準備をしましょう。

心において所有すること
所有のためのスペースをつくること。

これが理想のライフスタイルを
手に入れるためのコツです。

 

5.買い物とは「未来」に投資するということ

あなたはモノを買うとき
どんな風に決めますか?

心のトキメキや
嬉しい気持ちで買い物をしていますか?

それとも
生活への必要性や義務感で
どこか沈みながら
お金を支払っていますか?

モノには固有の「エネルギー」や「波長」があり
機会にも同様にそれは存在します。

あなたが目の前の
そのモノひとつを購入するということは
意図せずとも、それと同じエネルギーのものや
購入したときの気持ちと同じ波長のものを
未来に取り入れることと同義です。

欲しくてたまらないけれど
値段が高くて手の届かない
憧れのソファーがあるとしたら

間に合せのソファーを
「とりあえず」購入するのではなく
貯金をして、時間をかけても
そのソファーを手に入れましょう。

間に合せをソファーを手に入れてしまえば
便利さと引き換えに、
結局は自分自身が
その程度のものに馴染んでしまうからです。

上質なものは
使うほどに必ず優雅に
上品に美しく変貌していきます。

あなたの人生の
様々なシーンで彩りや活力を与えてくれます。

仕事を頑張れるかもしれません。
収入がアップしたり昇進が決まるかもしれません。

モノとは常に
あなたの人生の味方でなくてはならないのです。

 

6.部屋の調和を図る

美しいものを所有するだけでは
もったいないものです。

それらすべてを調和させて
自分らしい完成されたスタイルを模索しましょう。

それは、、、
新たに何かを増やさずとも
自分が持っているものを最大限活用するちからです。

あなたの能力を発揮するための思考回路と同義で
あなたの友人たちのちからを上手に借りる思考回路とも同義です。

つまり、部屋の調和は
人生の調和と感覚が似ています。

高級なものが多少あっても
まとまりがなければ空間として
完成されません。

逆に高級ではなくとも
同色でまとまっていたり
整然としていれば

視覚的、空間としての
安らぎをもたらしてくれます。

何かを得るということは必要なく
ただ整然と並べるだけで良いのです。

現代の消費社会では
次から次に新しいものが生み出されて
心がせわしなく動いていきます。

あなたの生活に
音楽を聴くためだけの時間。
花の香りを楽しむ喜び。
優しい素材に触れる温かさは
どれだけの時間あるでしょう。

本来の幸せはそこにあるのに
それが数秒では変な話ですね。

仕草、もの、装い、態度など
すべてのなかに「美」が存在します。

所有を少なく限定し
目を養い

わたしたちは
一層ものとの調和を図ることで

その調和を通じて
わたしたち自身も美しくなっていくのです。

 

7.あるべきところに、あるべきものを置く

仏教の考え方では、
部屋の掃除をすることは
自らを清めることと説いています。

あるべき場所にものを戻し
『部屋を塵ひとつない状態で戸を閉める』ことは

世界の塵を払い
人との争いを避け
問題の集結を意味します。

掃除とは、
人間の自然で本質的なちからを高める行為なのです。

コンサルティング現場でも
問題が多い企業や
いざこざが多い体質の人
怪我や不遇が多い人には

まず、部屋の掃除と
顧客リストの整理を勧めます。

そしてそれが終えたあと
感謝とともに「柏手」(かしわで)をすることで
戸を閉めて、掃除の完了を意図します。

家事は生活に不可欠な要素です。
掃除し、掃き、洗い、料理することは
体調を整えることに不可欠です。

からだを動かしていると
様々なアイディアが
山間を抜ける川のように
流れ出てくるものです。

それぞれのものは、それぞれの場所へ。
整理整頓は人生を整然とします。
良い仕事は清潔で優れた環境から生まれるのです。

 

8.清潔と秩序を重んじる生活

洗濯後のタオルやリネン
衣服をたたむ作業は
混沌とした世界に秩序をもたらします。

私たちの生活には
自分自身でコントロール出来ることもあれば
どうしようもないこともあります。

けれども、
きちんと部屋を整理することによって
少なくとも私たちの住む世界のこの空間だけは
きちんと秩序と安寧をもたらすことだできるのです。

シャツを畳んだり
台所を使ったあとは
拭き取ってピカピカにしたり
使ったものは元の場所に戻したりしながら
小さな満足感を感じてみましょう。

それが秩序のはじまりであり
身の回りの部屋を片付けながら
私たちは自分自身の心を整理しているのです。

 

9.住まいをシンプルに美しく

大好きなものだけに囲まれて生活をすると
日々の質が向上します。

風通しの良いきれいな部屋で
必要最小限のものに囲まれて
生きていくために必要なのは
マイルールとそれを守る意思です。

丁寧に暮らすには、常に自分と向き合い
心の細部にまで気を配る必要があります。

まずはあなたの住まいを見回して
ひとつひとつが本当に必要なものなのかを
確かめてみましょう。

部屋がシンプルになると
手帳に書き込む予定や、様々な雑事
苦手な人との接点も不思議と減っていきます。

煩わしい出来事は少なくなり
本当に必要なことは何だろうかと
人生をはっきりと見通せるようになるのです。

 

10.自分を取り戻す大切な場所

家は自分自身を取り戻し、心を癒やし
次の日のエネルギーを回復させるためにあります。

部屋をよりシンプルにすると
そこにいるだけでどんどん元気に
ちからが回復する空間になります。

逆に物が多過ぎていたり
人の出入りが多かったりすると
何もしなくても疲れてしまいます。

家のインテリアはシンプルに
印象軽いもので統一するようにしましょう。

持ち上げるのも一苦労な絨毯
コードが絡まって煩わしい照明
ホコリが溜まってしまうオブジェクトは
持たないようにしましょう。

部屋をシンプルにすると
あなたの存在がより際立ちます。

すると自分を支配しているのは
自分自身なのだと感じられるようになります。

多くの人が
自分をコントロール出来ていないのは
常に誰かと触れていたり
常に多くの環境に晒されていたり

自分だけが際立って存在する空間に
いることが少なくなっているからです。

住まいを休息の場、癒やしの場
インスピレーションを感じる場にして
快適な生活を心掛けましょう。

 

11.部屋のエネルギーを意識する

風水という考え方があります。
昔はこだわる意味が
よくわからなかったものですが
今では少しわかる気がします。

私たちは無意識のうちに
部屋や人やあらゆるものから
エネルギーとしての影響を受けていて

それが心地となり心となり
意識の深くに影響して
無意識に行動に影響します。

例えば、
仕事部屋が東向きにあると
太陽は午前中に入るので
午前からの仕事が捗りやすく
午後からは太陽が反対側に生き
自然とリラックスして
睡眠のサイクルに入ります。

風邪をひくと
スマートフォンの電磁波に
耐えられなくなったりするように、
普段元気なときには気付きにくくとも
微細なエネルギーは水面下で私たちの
心や行動に影響しているのです。

仕事の場と生活や睡眠の場が一緒であると
どちらにとっても機能を阻害します。

よく眠れなかったり
集中できなかったりします。

作業部屋がない場合には
外のサービスを利用した方が
捗るかもしれません。

まずは、清潔から。
そして間取りや構造へと
意識を伸ばしていきましょう。

素晴らしい部屋は
素晴らしい人生の土台をつくるのです。

 

12.自分らしいファッションについて考える

洋服とはオシャレという機能だけでなく
その場や空気に調和したり
相手へのもてなしになったりと
様々な側面があります。

年齢を重ねるごとに
自分らしいファッションスタイルを
洗練させていきましょう。

次から次へと
洋服を使い古すのではなく
良い服を丁寧に着るようにしましょう。

これまでの洋服も
サイズが違っていたり
色あせていたりすると
老けて見えてしまいます。

あまりに違い過ぎるものは
手放すようにしましょう。

そして、クローゼットは
少し余裕を持てるくらいに
少なく洋服を所有するようにしましょう。

クローゼットの「空間」は
「可能性」を意図し
よりよい服や機会を
引き寄せるちからを持ちます。

あなたらしいスタイルと
あなたらしい洋服のラインナップで
あなたの内面の知性を表現しましょう。

スタイルとは
あなたが自身に与える「品格」です。

あなたらしいスタイルについて
考えてみましょう。

 

13.時間をかけて本物を揃える

洋服は体にフィットし
機能的であると同時に
内面を表現するものでもあります。

あらたらしい着こなしは
まわりの人に好ましい印象を与えるだけでなく

着ている私たちにも
安らぎと優しさをもたらしてくれます。

私たちを引き立たせ、
守ってくれる存在であると同時に

間違った印象を与えてしまう
要因にもなります。

あなたの洋服は
時間や期間をかけてでも
大好きな理想のスタイルを
少しずつ完成させていきましょう。

 

14.お出掛けの荷物は軽く少なく

お出掛けの最大の敵は
多過ぎる荷物と重過ぎるバッグです。

体を痛める危険があるだけでなく
必要以上に疲労し、
お出掛けの楽しさをも侵略します。

疲れてピリピリしてくると
一緒にいる人へもつい神経が尖ってしまいます。

家にいるときでも
外に出かけるときでも

出来るだけ自分が身軽で
軽やかでいるための工夫を
かかさずするようにしましょう。

それが人生のシーン
すべてを楽しむための秘訣です。

旅行にいくときも、
カバンの半分はお土産用に
空間にしておきましょう。

化粧品はできるだけ
兼用できるものを携帯しましょう。

ただ、身軽なだけで
私たちのまいにちはぐっと映えるのです。

 

15.バッグの中身に人間性がある

ハンドバッグの中身には
その人ならではの、人柄が表れます。

持ち物が多い人は
実質的で、何か困ったときのためにと
スタイルを二の次にしているかもしれません。

化粧品の数が多すぎる人は
人間の魅力の外面に思考が強いのかもしれません。

スマートフォンの画面が
割れたままになっている人は
自己管理が苦手なのかもしれません。

ハンドバッグの中身を美しく整えれば
あなたの人生も少しずつ整って
色々なことも変わってきます。

そのひと手間に
意味があることも知るでしょう。

そのお手入れに
これまで蔑ろにしてきたものに
気が付くでしょう。

ハンドバッグの中身は
その人の世界観を表すものです。

 

16.最も大切な資産は「時間」

まいにちの時間。

24時間であり
1440分であり
86400秒は

私たちに平等に与えられた
最も尊い「可能性」です。

わたしたちの「いのち」は
まさに時間であり、

それは
どんなに成功しても
どんなにお金持ちになっても
増やすことは出来ない
一度きりの瞬間なのです。

あなたは時間といういのちを
今日何に使ったでしょうか?

楽しいことや幸せを感じても
同じ一日です。

悲しんだり苦しんでも
同じ一日です。

大好きな人と一緒に過ごしても
心底苦手な人と一緒に過ごしても
その時間は一度きりなのです。

そう考えると、
悩んだり、苦しんだり
つまらない人と時間を過ごすのは
辞めにしたくなるものです。

どんな状況であれ
あなたが何をするかは
あなたが決めて行動できます。

今日からあなたは
何を感じて、
何に時間を使い
生きていきたいのか

ときどき考えてみるのも
大切なことなのです。

 

17.絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶことが出来たなら

私たちはよく
忙しい、時間がないと嘆きます。

その一方で
何をするでもなく
時間を無駄にしてしまうことも
よくあります。

人間とは、
時間が足りないと嘆きながら
実は時間の使い方が分かっておらず
知らずとも無駄な時間を使ってしまう
ものなのです。

いつも忙しい人が
忙しくなってしまう理由は
常に「受け身」であることです。

頼まれごとを受けたり
人の役に立つようで

実は選び取る「責任」を
誰かに任せたいと思ってしまいます。

自分で基準を持ち
「NO」が分かるようになるには

まず些細なことから
「自分で決めてみる」をはじめることです。

例えば、夕食を自分で選択し
美味しくとも、美味しくなくとも
その「結果」を受け入れることで
選択と責任の構造に慣れることができます。

いつも不機嫌になってしまう人や
いつも悲しんでしまう人が

『いつもご機嫌』でいられるようになるコツは
自分で自分の面倒を見ることです。

いつも悲しい人は
「わたしを楽しませて欲しい」
「わたしを大切にして欲しい」と考えます。

「わたしを愛して欲しい」と
相手に求めてばかりでは
相手も疲れてしまいます。

自分のご機嫌。
つまり、感情や欲求は
自分で面倒を見られると
同じものが人からももらえるようになります。

自分が楽しいと思う時間を
自分で予定し、作れる人は
自分で自分を楽しませる事ができます。

だから、
「わたしを楽しませて欲しい」と
人に頼む必要がないので
「誰かを楽しませる」ことが出来ます。

自分のことを
自分で大切に出来る人は

「わたしを愛して欲しい」と
人に求める必要がないので
「人を愛する」ことしか自然としなくなります。

そうすると、
相手は心地よく
結果的に「愛される」ことになるでしょう。

どんな風に過ごしても
同じ時間は過ぎ去っていきます。

どうせなら、あなたが楽しく幸せだと
感じることにいのちを使いたいものです。

 

18.ちょっとだけ感情を選ぶ癖をつける

辛いことがあったとき
それを悲しむのは
ある種贅沢な時間とも言えます。

感情を感じることは大切なことなので
蔑ろにするわけにはいきませんが

あまりに多すぎると
それもまた人生が進まなくなってしまうものです。

ちょっと多いなと思ったときは
悲しみを選んでいるのかもしれないと
考えてみてもいいかもしれません。

受動的な癖があると、
「悲しい出来事がある」
それに反射して半自動的に
「悲しいのは仕方ない」
となっています。

ですが実は、
「悲しい出来事」があったとき
「悲しむ」という選択があり
「悲しい」という感情が生まれています。

私はこれを
ビジネスで大変さで気付かされました。

とても辛い出来事があって
とても大変な状況になったとき

あまりに大変過ぎて
リカバリを全力でしなければ
どうにもならない状況でした。

そうすると、
「悲しんでいる暇はなく」
とにかく行動し、なんとかするしかない
ということがありました。

「悲しいこと」を「悲しめる」のは
ある種、少し贅沢なことで

それは意図せずとも
実は選んでいることなのだと知りました。

感情は大切なことなので
無くすわけにはいきません。

ですが、あまりに多いときには
実はそれは自分で選んでいるのかもと
思考してみると

新たな発見があるかもしれません。

 

19.ちょっと一休みをする

現代人は忙しく
休日はどこかに行き

休暇も休みでなく
ひとりでぼーっと過ごす時間が
少ないように感じます。

幸せというのは
動いているとなかなか見つからずに

止まっていたり
ぼーっと過ごすなかで
ジワジワと実感してくるものです。

私のコンサルティングの現場でも
大きなビジネスイベントのあとには
必ず休暇を予定として組み込んでおくよう
ガイドしています。

余暇を取る習慣を持つことで
成功を「喜ぶ」時間を持ったり
反省を「感じる」時間を持ったり

人生について振り返ったり
自己整理をすることで

休暇を取らない場合よりも
長期的にハイパフォーマンスを発揮できる
ようになるからです。

あなたには、
何もせずにただ過ごす時間は
一年のなかにどれだけありますか?

脳は寝ているときや休んでいる時に
記憶を整理し、思考を成長させます。

休みを定期的に入れることは
実は人生を充実させる上でも
自己成長としても良いのです。

ちょっと一休みをしましょう。

何をするわけでもなく
ただ散歩をしたり
ただ星を眺めたり

そういう時間を
一日のどこか
ひと月のどこかで持つと

あなたの人生は充実するはずです。

 

20.普段の生活に儀式を取り入れる

普段いつもすること。

朝歯を磨くことや
ご飯を食べること
部屋の掃除をすること
髪を梳かすこと。

何気ない習慣のひとつひとつを
自分の心のための儀式と捉えて
意味を考えてみる。

ご飯を食べるのは
今日一日を元気で幸せに過ごすため。

歯を磨くのは
今日出逢った人に笑顔を届けるため。

そうすると、、、、
どんな精神状態のときも

その儀式の瞬間に
いつもの状態に戻ることが出来る。

私はこんな人間で在りたい。
そのひとつひとつを生活の習慣で
精神立てることができれば
儀式を守ることで
精神性を担保することになる。

いつも同じことをするというのは
つまらないことではない。

あなたの毎日に
秩序と平安をもたらしてくれるものだ。

 

21.経済性は生活の基盤にある

お金が自分にとって
どれだけ大切なものか

お金から自分が
どれだけ影響を受けているのか

人生のどこかで
意識して考えてみる必要がある。

お金が幸せの中心ではないけれど
お金がない状態だと
心身ともに健康で文化的な生活は難しい。

お金はパワーであり
お金はエネルギーなのです。

それ以上でも
それ以下でもなく。

わたしたちの
人生を築いていくための
力になってくれます。

だけれども
私たちは本当に
上手なお金の使い方が出来ているだろうか?

あなたの人生にとって
有益なものに時間とお金を使えば
あなたはますます豊かになるでしょう。

反対に、あなたにとって
価値のないものにお金を浪費すると
エネルギーを失うことになります。

富と豊かさと幸福が
ずっと増えていくような
そんなお金の使い方がある。

それってどういうものなのか。

あなたにとって本当に大切にしたいことは何か。

ふと立ち止まって
考えてみるのもいいかもしれません。

 

22.気が付いたら減っている謎キャッシュをやめる

子供の頃から現在に至るまで
いったいどれほどのお金を得て
いったいどれほどのお金を使ってきたのでしょう。

そしてそのうち
どれだけが自分の手元に
残っているでしょうか。

お金の使い方には
人生にとって有益なものに使う「投資」と
さして大切でもないものに使う「消費」の
二種類があります。

気が付いたら財布の中身が減っていた。
気が付いたら貯金の残高が少なくなっている。

そんな経験は誰しもあるものですが、
この意図していない小さな消費が
実は積み重なって大きな浪費になっています。

お金を失う一番の原因は
実は、散財や大きな買い物ではなく
もう思い出すことも出来ないような
日々の小さな出費の積み重ねなのです。

本当に欲しいものは高かったけれど
それまでの繋ぎで買った洋服。

別に欲しくもないけれど
なんとなく買っておいた調味料。

すぐに使えなくなったり
使わないままになっていたり
そういうものは意外と多い。

ずっと資産を増やしていくために大切なことは、
使うお金と使わないお金を
最初から分けておくこと。

収入の5〜10%は自分の欲しい物や自己投資に使う。
逆にこれ以上は使わず、
いつか高額なものが欲しいときのために
出来るだけとっておく。

収入の5〜10%は貯蓄する。

このように、
収入の10〜20%を
消費と貯蓄枠として先に設けて

生活に必要な金額は80%のなかで行うようにすれば
お金は増えていくものです。

 

23.あなたがあなたらしくいるために

美しさとは
落ち着きや、自尊心
存在感、気品、矜持
生き生きとした印象など
様々な要素の調和によって
もたらされているものです。

美しく在るためには
まず自分自身を知らなくてはなりません。

真っ直ぐ
それでいて誠実に
自分の長所や得意ことから
欠点や悩みもすべて知りつくし

そのままが自分なのだと
認めることが成熟への第一歩です。

女性は自分が魅力的で
自分の事が好きだと感じているときが
一番輝いて見えるもの。

いきなりすべてを認めるのは
難しいけれども、

いまあるひとつひとつの感情は
これまで頑張ってきた努力の積み重ねや
痛みすらはじまりは希望からであって
現実のコントロールが未熟なだけだったのだと
知り納得できれば、

あなた自身のこれまでを通じて
いまのあなたをほんの少しでも
好きになりはじめることが出来るはずです。

喜びや楽しみと同時に
不安や悲しみ、怒りと向き合い

何を怒っているのか?
本当はどうしたかったのか?

何が嬉しかったのか?
もっと楽しむにはどうしたらいいか?
など。

感情をモヤモヤとしたままで済ませずに
次は具体的にどうするのか?まで
思考できれば、自然と感情を裁かず
ただあなたらしく振る舞えるはずです。

 

24.ボディケアの大切さ

カラダは自分の心を宿す
「住まい」のようなものです。

手入れの届かない家が心地よくないように
家と同じで、心とカラダのメンテナンスも大事です。

快適なカラダを手に入れることは
表面的なことだけでなく、
自分自身の評価や尊厳の問題です。

美しさというものは
天から授かった幸運などではなく
健康と習慣に基づく
自己管理の結晶なのです。

美しくあるためには、
ハリのある肌
艷やかな髪
引き締まった肉体と
そしてそれらの洗練が必要です。

健康であるために
丁寧な食事を心掛け
運動やストレッチ、ボディワークをし
充分な睡眠を取り
仕事でストレスを受けすぎないよう
心掛けることができれば

見違えるほど
女性は美しくなります。

カラダのケアを充分に行い
理想のボディラインに近づくにつれて
自分の欠点がだんだんそれほど気にならなくも
なってきます。

存在感と自信に溢れ
それでいてその場を調和させる女性は
どこにいても重宝されます。

繰り返しますがそれらは
天から授かる幸運ではなく
健康と習慣に基づく
自己管理の結晶によるものなのです。

 

25.食べるのは空腹を感じてから

お腹が空いたらご飯を食べる。

至極当たり前のことを
伝えているようだけれど

自分の空腹感と関係なく
食事をする機会というのは
以外にも多いものです。

健康的な食事の方法は

・毎日ご飯を食べること
・一口ずつ味わって食べる
・満腹の6割程度でやめる

ということです。

だけれど
毎日のなかで仕事のストレスや
大変なことがあると、、、

・食事の時間だから食べる
・仕事で疲れたから食べたい
・ストレスがあるから食べる
・人と一緒にいるから食べる

このように
自分の空腹感と関係なく
食べてしまう機会も多いのです。

食事は、
自分のカラダが要求している時に
食べるようにしてみましょう。

僕がこれを意識して
はじめて感じたことは

・お腹が空いたことを久しく感じた
・お腹が空いていることが嬉しい

というものでした。

本来、「食事」という行為は
生きる上で大切なことですが

これを半自動的に
行ってしまう人も多く
少しだけ寂しくも感じます。

自分のカラダが
食事を要求するのを待ってみると

最初に感じるのは
「空腹感」です。

そしてそれから食事を食べて
「美味しい」と感じます。

ここで食べすぎては
消化に疲労してしまうので
少し口さみしい程度に留めます。

すると、、、
一時間もすると
ちょうどよくなります。

食事を無意識に取ることと
日常のパフォーマンスには関係があって

日中やる気が出ない。
何もしたくない。

という人のなかには、
内臓が消化にエネルギーを使っているから。
というものがあります。

「食べたい」よりも先に
食べてしまうと、その食べ物が
消化されるまでの数時間は
内蔵がエネルギーを消費します。

カラダに良い食事ならば
消化も早くなりますが
ジャンクフードやお菓子
コンビニご飯など、
現代食は消化に時間がかかります。

食事をして数時間は
ぼーっとするのです。

そうして、3時間も立って
ようやくだいぶ消化した頃に
また「お菓子」がやってきます。

その消化に
3時間を使ったあとには
別の食事がやってきて
また数時間はぼーっとします。

現代人はこの繰り返しです。

まずは、自分が
「食べたい」と感じること
「お腹がいっぱいになってきた」と
感じることから始めてみましょう。

そうすると
よりカラダの調子が
感じ取れるようになって

今日は消化に
優しいものが食べたい気がする・・・

今日はビタミンの多いものが
食べたい気がする・・・・

と、、、、
カラダが何を欲しているのか
少しずつ感じ取れるようになります。

何十年も付き合ってきた
自分のカラダだけれど
まだまだ知らないこともあるものですね。

 

26.食事の環境を美しく整える

綺麗に盛り付けられた手料理を
素敵な空間のなかで食べる。

そうすると、
量が多くなくても
意外と充分に満足することができます。

3口、4口で満ちたると
食べ過ぎることによる
エネルギーロスもなくなります。

もしも、美しく料理を作っても
食べ過ぎるようでしたら

あなたの
手料理の腕が高すぎるので
最初から少なめに調理しておきましょう。

「美しく生きる」とは
人生の1シーンごとにその意義を
見つけていくことを意味します。

食事を、
「空腹を満たすための食べ物の摂取」とするのか

「生きるための活力をつくる」とするのか。

このような細やかな気配りは
他人には伝わらないからも
しれないけれど

あなたの人生を
着実に彩り深く形作ってくれるものです。

 

27.交友関係をシンプルにする

現代では色々な人と
一瞬で繋がることができます。

SNSの友人リストや
アドレスのリスト
LINEのリストは

放っておけばすぐにでも
「誰が誰なのかわからない」ほどに
増えてしまいます。

だけれども、
あなたのSNSの友人リストや
あなたのアドレスのリストは

「あなたの領域です」

あなたの大事な手帳に
よく知らない他人の名前が
場所を専有しているのは、

家に帰ってくつろごうとすると
知らない男性が晩酌をしているようなもので

あなたのリストに
「あなたが好きでない人が存在する」のは
よく考えると変なことなのかもしれません。

交友関係は、
定期的に大事な人だけ
残すよう整理することが必要です。

あなたにとって
何の支えにもならないような
ただリストを埋めているだけでの
人は退席して頂きましょう。

一緒にいることに
違和感がある友人との関係は
お互いに披露してしまうので
削除してもいいかもしれません。

人間関係はマッチングです。

どの接し方が正しいとか
どの接し方が素晴らしいなどはなく

ちょうどいい距離感同時が
調和し、共存できるので

違和感があるときには
相手が悪いのではなく
相手とあなたとの調和がいまいちなのです。

そこであなたが
相手の交友関係のキャパシティを
取っていては、

相手にとって本当に大切な人との
出逢いの可能性を妨げてしまいます。

相手を批判して正したくなったら
そもそも批判したくなる人とは

距離感や相性が
どこか間違っているので
一旦付き合うのをやめるか
距離をとってみるといいでしょう。

本当にご縁のある方なら
距離を取って感謝に気付けることもあります。

交友関係とは
人生が進んでいくごとに
変化して自然なのです。

ですので、
大切だからといって
無理に継続しようとせずに

大切だからこそ
あなたの手元に置いておこうとせず
距離をとって大切なままで
いられるようにする視点も
大切にする方法のひとつです。

居心地の悪い人に
無理に適応しようとすのは辞めましょう。

人生の時間は限られています。

あなたが幸せだと思えることに
時間を使っていきたいものですね。

 

28.ひとを批判しない人間になる

人の批判をしたくなるときは
「私は正しい」と思うとき。

正しさを主張したくなるときは
自分が能力や処遇に対して
いまある現状が「不当」だと
感じているときです。

いまある環境や
生在ること
これまで築いて来た人間関係は
すべてあなたの努力の賜であり
すべて素晴らしく感謝するべきこと。

感謝するべき現実を
何故か「不当」だと感じてしまうのは

あなたが感謝できない何かを
そこに置いたままにしているから
かもしれません。

それは、、、、
もっと頑張りたいけれど
やっぱりやる気が出ない自分や。

もっと出来るはずなのに
結果が出ていない自分など

努力していることをさておいて
結果ばかりに目を囚われてしまっているから
感謝が出来ず、

感謝が出来ないからこそ
「人を批判したくなる」のかもしれません。

あなたが、、、
充分に裕福で
充分に充実していて
充分に満たされていれば

きっと人の批判をすることはないでしょう。

人を批判するということは
「自分には足りない」と思っていることの
裏返しなのです。

それは、、、
「自分の理想が高い」という
視点から見ると向上心からはじまっているので
すべて悪いわけではありませんが

向上心の矛先を
「自分が頑張るために使う」のか
「人を批判するために使う」のかに
人間の品位があります。

1円にもならないことだけれど、
生きる上ではお金以上に大切なことです。

人を批判せず
誰も批判せず

ただあなたが目指すゴールに
黙々と向かえる人で在りたいものですね。

 

29.「NO」と言えることを学ぶ

人付き合いにおいては
自分らしく振る舞うよりも

猫をかぶって
八方美人でいるほうが
多くの人に受け入れられやすいものです。

それゆえに私たちは
「NO」を言うのが苦手になりがちです。

「NO」と自己主張をするよりも
相手がどうしたら「YES」と感じるか
相手はどうしたら気に入ってくれるか
みんなはどうしたら好意的に捉えてくれるか

自分よりも「相手」や「みんな」の
ご機嫌ばかりを取ろうとしてしまいがちです。

少しならこの作業も
人間関係の潤滑油になるものですが
過度にやり過ぎると

相手の期待と
本当のあなたとが乖離して
人間関係そのものが
苦しくなったり楽しめなくなったりします。

必要なときに「NO」と言えるようになることは
あなたの人生を素晴らしいものにするために
大切なことなのです。

あなたがその食事会の
誘いを断ったからと言って

相手が人生に絶望するわけではありません。

ただ別の人を誘うだけです。

あなたがその人間関係を
断ったからと言って

ひとときの遺恨があるかは
相手の器量にもよりますが
最終的には、、、

相手が人生に絶望するわけではありません。

ただ別の人とマッチングするだけです。

無理に「YES」と言うと
あなたが不幸せになりますが

あなたが「NO」を言えば
別の人がその枠に入るだけで
誰も不幸せにならないのです。

そうして「NO」を言えるようになったら
本当にあなたが「YES」と言いたい
大切な人と時間を過ごすようにしましょう。

きっとその時間も増えていくことでしょう。

あなたの時間を
素敵なものにするかは

誰に「YES」を言うかと同時に
何に「NO」を言えるのかも
大切なのかもしれません。

 

30.人の話を聞くということ

相手のことがわからない。
どうしてそうなるのかわからない。
もっとこうして欲しい。

誰かと自分の感覚のズレを感じたら
話して説得しようとするよりも
相手の話を聞くことです。

相手の言うことに静かに耳を傾ける
という行為は、
相手の存在を肯定し
あなたを受け入れたいと思っている
という姿勢を態度で表現します。

男性は特に多いけれど
相手を説き伏せようとするのは
愚かな行為だと僕は想います。

コミュニケーションの基本は
相手を尊重し話を聞くことなのです。

あなたが相手の話を聞こうとすれば
優雅さ、威厳を示し、品格を感じさせ
穏やかなイメージとともに
相手の心を開きます。

人と一緒にいるときには
話しすぎないように注意し
余計や動作を慎むことを心掛けましょう。

相手に対して
良いことを言えないとき
親切な言葉を掛けられないとき
尊敬を表現できないときには

「黙っていること」が最適です。

人にかける言葉は
尊敬と思いやりの言葉だけで良いのです。

そう思って
他人の会話に参加してみると
ほとんどの人が自分のエゴイズムや
コンプレックスの裏返し
自己弁護の延長のニュアンスを含み
会話をしていることがわかります。

話の主軸でなくとも
そのニュアンスが含まれるならば
会話のなかにある愛情は
薄くなりがちなのかもしれません。

そのためには、
自分の心とカラダ
健康と経済の面倒は
自分で見るようにすること

誰かとの時間は
相手とのギフトに徹することを
少しずつ心掛けてみましょう。

そうすれば、
相手はあなたのことを
話すたびに尊敬し好きになるでしょう。

話すことをやめて
相手の気持ちに寄り添うことに徹すれば
何もわからないことはなくなるものです。

 

31.他人をあてにしない、変えようとしない

ひとは自分ひとりでは叶えられない幸福を
他人に求めようとします。

それはいわば
ショートカットのようなもので

本当は時間と労力をかけて
取り組むべき課題や
引き受けつべき責任ののちに
その幸福が叶っている地に
着地できる自分になるのですが

近くに叶えてくれそうな人がいると
つい期待をしてしまうのです。

けれども
他人が示しているのは
あなたがその能力を得ることが出来る
可能性であって

安易にあなたに
与えられるものではありません。

自分を取り巻く出来事に対して
責任と成果を受け取ることが出来るのは
自分自身だけです。

自分の幸せに対して
他人をあてにしてはいけません。

それはパートナーであっても
自分の幸せは自分で創るものであり

パートナーへはお互いに
幸せを与え合い
支え合うだけで良いのです。

幸せをもらおうとしたり
夢を叶えてもらおうとすると
バランスが悪くなり
関係が長く続かなくなります。

尊敬するべきは
他人に何も求めない人です。

そういう人は
自分の内側に
素晴らしい可能性を
見出すことが出来るでしょう。

どんな理由があれ
他人を変えようとしたり
他人になんとかしてもらおうとするのは
やめておきましょう。

そんなことをしても
自分の未来の可能性が減ったり
人生が複雑になったり
エネルギーを結果的に奪われたり
自由を奪われたり
フラストレーションが残るだけです。

自分の夢は自分で叶えましょう。

もしも誰かに
影響を与えたいと思ったときに
相手を変える唯一の方法は
「憧れられる」ことです。

本当の愛情とは、
その人が自分自身で
考えられるようにしたり
行動できるようにしたり
可能性を感じられたり
自ら夢を叶えることが出来るように
導いてあげることです。

やたらと
お節介をしたり
お膳立てをしたり
仕切ったり
指示を出したり
コントロールしようとするのも
やめましょう。

途中にあるプロセスは
たとえ失敗であろうと
本人にとっては必要な学びなので
勝手に省こうとしてはいけません。

愛情とは
信じて待つしかないのです。

あなたはあなたで
自分の願いを叶え、

周囲の人が夢を叶えられるよう
祈っておきましょう。

 

32.心の整理をする

心に秩序をもたらすということは
ものを片付けるのと同じで
役に立たない考えを取り除き
より重要な事柄のために
心のなかのスペースを確保することです。

定期的に
心の中から不要な考えを
取り除くように心掛けてみましょう。

不安や、恐れ、悲しみ、憎しみは
向上するためのアラームであって
決して誰かに向けるものではありません。

あなたが何に取り組むべきか
あなたがこれから何をするべきか
あなたが何に集中するべきか

それが明確になれば
あとは全力で走るだけ。

その渦中に
不安、恐れ、悲しみ、憎しみは
生まれません。

心を整理するには
テレビや活字
スマートフォンや音楽など
注意をそらすすべてのものを遮断して

体力が全快のときに
沈黙の中に自分の身を置くことです。

そうして
心の中を横切っていく
メンタルのゴミに気付き
綺麗にするようにしましょう。

このメンタルのゴミは
わたしたちの活力を奪い
無気力で無期待にさせます。

定期的に
沈黙の中に自分を委ね。

何もせず浮かんでくる思考が
何故そう感じているのか?
本当はどうしたいのか?と
源泉と道筋を明確にしていきます。

はじめの慣れないうちは
思い付いたことを書き出してみたり

その理由について
また書き留めてみたりするのも
いいでしょう。

慣れてくれば
「書く」ということすら
雑味ではあるので、思考だけで
完結できるようになるでしょう。

そうして心の整理整頓を習慣づけて
毎日のなかやひと月のなかに組み込むと

以前よりも心に余裕が生まれて
人や物事に対処できるようになることが
3ヶ月後には実感できるでしょう。

 

33.ストレスとの向き合い方

心配事の99%は
実際には起こりません。

起こりもしないことに
思い悩み、エネルギーを使っても
ただ疲れるだけです。

もしも
嫌なことがあったり
誰かに嫌な思いをさせられたとしても

そのことについて
しつこく思考するのもやめましょう。

人生は短く、時間は命そのものです。

ただでさえ、
嫌な思いをしたのに
それについてわざわざ時間をかけたり
嫌な人のことを考えることに
時間を使っても

あなたの人生は
1円たりとも豊かになりません。

ストレスになる思考は
すぐに手放し、次はどうするか?
を決めて前を向きましょう。

具体的には
このようなことに
時間を使うと良いでしょう。

・美味しく健康的な食事をする
・カラダを動かし運動する
・ボディケアをし、調子を整える
・趣味の時間に没頭する
・やるべき勉強に集中する
・生活を規則正しくする

ストレスは
「相手にしないこと」が一番です。

あなたが本当に
時間を掛けて
大きく育てていきたい

未来の可能性や
愛情や幸福に
時間と思考を積み重ねましょう。

 

34.マイナス思考を自然としなくなるには?

人のことが気になったり
人のことを変えたくなったり
マイナスな感情が生まれるときは

あなたが「いまのままで」
より高い成果を受け取りたいと
目標に対して楽をしようとしているときで
努力の方向が少し違っているのかもしれません。

あなたが課題としていることに向き合い
必要な手順を省かなければ

世界は「あなた」と「あなたの課題」
以外にありません。

そこに「誰か」は存在しないのです。

誰かが気になるのは
安易に「いいなぁ」と
裏にある努力や責任を省いて
考えしまっているのかもしれません。

一旦仮に、
「人のせいにする」
ということを分解すると

誰かに精神的な責任を
受け渡すことを意味していて
それはとても
もったいないことかもしれません。

なぜなら「責任」とは
唯一、時間ゼロで
価値と引き換えることが出来る
夢のチケットです。

世の社長をイメージすると
彼らは「労働」しているわけではありません。
ただ「責任」を背負っています。

労働をしなくとも
より正確な判断と責任を負うことが仕事で
それは難しく、多くの富を得ます。
それほど責任とは価値があるのです。

問題を自己責任に置き換えて
自分の課題を見つけ出せば
習得した能力は一生無くならない
自分だけの資産です。

一方、人のせいにしたときには
その場は気持ちいいかもしれませんが
また同じようなことが何度も続いたり
根本的な解決にはならないでしょう。

マイナスの思考は
未来への損失ですが

マイナスの出来事そのものは
課題を見つけて改善するならば
実は何も損失していないのです。

成長することは「資産」であり
責任をとることは「効率的」なのです。

成長と責任は
得をすることだと気付けば
世界はあなたとあなたの課題だけで

あえて成長のチャンスを
他人にプレゼントする必要はなかったのだと
そのうち自然と思えるようになるでしょう。

 

35.成長する人と成長しない人

成長する人と
成長しない人の違いは

「それは私の責任だ」と
素直に認識できる幅と

それに耐えうる
精神力によるのもです。

社会的に成功していたり
富を築いた人たちは

自己責任の領域が広く
他人の失敗やコミュニティの問題さえ
自分の責任だと捉えています。

一方、成熟していない人は
自分と人の責任領域にこだわり
とても小さく、すぐに「あなたのせい」
あなたの責任だと主張します。

成長とは
自分が感じる責任に対して
自分自身で改善し、努力した結果なので

あらゆることを
自己責任と捉える方が
物質的には得をするのです。

つまり、
富を得たり
お金持ちであったりします。

それと引き換えに
精神的な痛みを承服しています。

精神的な痛みを避けて
物質的に富を得ようとすると

労働を積み重ねるしかありません。
それには時間がかかるので
お金持ちになるのは難しいでしょう。

一方、精神的な痛みを承服し
責任を負い、悲しみや苦しみを
一手に引き受けるには

実は、時間は必要ありません。

許容できるだけ
自分の器に詰め込んだら
それだけの強く人に優しくなれます。

つまり、お金持ちとは
一般的な「悲しい」「苦しい」「しんどい」を

猛烈に引き受けることで強く在り
社会的な価値に変換することで
富の構築をしていて

得る富の分だけ
精神的な重圧は大きくなります。

それを「普通」だと捉えたり
「覚悟」をすることによって
その中で楽に呼吸できるようになると
はじめて富への扉が開くのです。

それは特別なことではなく

生きていれば
多少のうまくいかないことや
憤ることがあるのは普通です。

ですので、
お金持ちを見つけたら
「いいなぁ」と羨むのと同時に

この人は
どれだけのものを背負って
どれだけの悲しみを味わって来たのか
と想像できるようになると

世の真実に触れることが出来ます。

 

36.孤独を味わう

独りになるということは
選択するようなものではありません。

孤独とは
わたしたちの基本的な存在条件です。

わたしたちは
深い意味では誰しも「独り」だからです。

不安に感じるのは
物理的な孤独ではなく
精神的な孤独でしょう。

見捨てられたくない。
周囲の人と離れたくない。

そういった
精神的な孤独が
わたしたちを覆い尽くすと
足がすくんで動けなく
なってしまいます。

だけれどわたしたちは
孤独を通じてエネルギーを充電できるのです。

孤独とは
試練などではなく
特権であり、セレブリティです。

孤独の時間は
自分と向き合い
種を蒔くために必要な時間。

蒔かれた種は
未知の世界に向けて
芽を出し花を咲かせます。

独りに慣れましょう。
孤独に慣れましょう。

わたしたちは
皆、本来独りであり
独りの瞬間からは逃げられないのです。

孤独を味わい
そのなかで呼吸できるようになることで
他人が存在する喜びや
隣にいてくれる人の有り難さが
よくわかるようになります。

人はただ、
そこに存在してくれるだけで
有り難く価値を成していたのです。

そうして
自分の心が自立できたら
誰かのために出来ることをするだけです。

孤独を知ることは
あなた本来の心の形を思い出し
毎日を丁寧で豊かなものにするのです。

 

37.自分と世界との距離感

これまで様々な記事を通して
あなたとあなたの部屋
あなたとあなたの心
あなたと周囲の人
あなたと世界との

関係性を見てきました。

未熟な人は
その距離感が成人前の
両親に守られて育っていた
価値観を継続していて

誰かに守って欲しい
愛して安心させて欲しい
夢を叶えて欲しい
経済を誰かが担って欲しいと

自分の領域を
誰かに期待し、
無意識に求めながら生きています。

そうすると、
精神的に常に奪い続けるので
同じだけ出来事としての反撃に合い
嫌なことがあって帳尻が合ってしまいます。

要するに、
他人が近過ぎるのです。

世界には、
あなたとあなたをとりまく環境の2つしかありません。

この記事たちを通じて
あなたが
自分で自分の感情の面倒を見て
自分で自分の心の面倒を見て
自分で自分の経済を担保し
自分で自分を愛し

自分で自分の人生に独り立ちしたとき
それは自立と言えるでしょう。

自立した上で成すべきことは
周囲や社会に貢献することです。

誰かを愛することも
新しい経験をすることも
あなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

貢献をすれば
誰かに与えるだけなので
自然と色々なものが返ってくるようになります。

それは、機会やモノや
お金や幸せも与えるほどに
受け取る可能性は大きくなります。

つまり、
自分と世界との距離感を適正にすると
あなたは自然と豊かになっていくのです。

僕の記事が
あなたの可能性を開く
素晴らしい機会になれれば
とても光栄です。

あなたを愛し
隣人を愛し
世界を愛し
出来ることを成してください。

世界は美しく
世界の美しさを知れば
あなたもまた、同じように美しいのです。