商品を売るにしろ、サービスを提供するにしろ、インターネットを使ってビジネスをはじめるのなら、まずはあなたとあなたのビジネスを知ってもらわなければいけません。そのために、SNSを活用していると思いますが、『収益』という捉え方をすると、もったいないなと思う起業家の方も多くいます。

 

あなたを信頼してくれる人がいる。これは大きな財産であり、あなたの精神性を愛してくれれば、あなたの商品やサービスを購入したいと思う人は増えてくるでしょう。しかしながら、そのお客さんの数が充分でも、多くの人が、充分な収入には到達しません。それは、本人の努力とか精神論ではなく、単に収益構造がそうなっているだけで、充分に売れたと仮定して計算しても、充分な収益にならないようになっていることも多いです。

 

あなたが得たい年収はいくらか?

あなたが得たい年収はいくらでしょうか?多ければ多いほど良いか?ビジネス経験者ならそんなことはないと思います。想定収入をあげるごとにビジネスの規模や責任が大きくなるからです。簡単に解決する質問はこうかもしれません。「あなたがいま望み引き受ける責任のなかで、最低限必要な金額はいくらですか?」もしも、この額に到達するのが難しそうだと感じるならば、収益の構造を見直すタイミングかもしれません。

 

ものづくりと仮定すると。。。

仮に3000円平均のアクセサリー製作を仕事にしたとします。そのうち経費が50%だとして、年収300万円を得るためには、年間2000個売る必要があります。しかもそれぞれに、「製作」「管理」「梱包」「発送」「マーケティング」が必要です。とても一人では難しいです。

 

白石の場合のスタートアップ

僕のコーチング起業のスタートアップは1セッション500円からスタートしました。最初の目標は、「市場認知」と「スキルの訓練」です。1ヶ月で100人を見て、まずは月収5万円でした。それから徐々に価格とともに受け付ける人数を限定し、1セッション1万円で30万円得ることを目標にしました。この達成で月収30万円。シングルコンテンツの第一限界はこのあたりだと思います。

そこで、HP製作、継続コーチング、オンライン講座、など、10万円以上のコンテンツを充実させると、月収100万円を超えました。ですがここでもコーチングセッションの料金1万円は値上げせず、据え置きました。何故なら、多くのお客さんが、コーチングセッションを受けたあとに、他のコンテンツを求めたため、逆に言うと、大きな単価の商品を売るために、価格の小さな商品が必要だったのです。

 

収益化のためのアイディア①マルチコンテンツ

好きなことを仕事にしている場合、仕事そのものが楽しいので、月に1回しか仕事がないよりも、ある程度仕事がある方が嬉しいと思います。その場合、市場価格からはあまり逸脱した価格にしない方が懸命です。ですが市場価格は、それひとつで生活するには、少々キツめになると思います。そこで、1つのコンテンツを、マルチコンテンツ化し、いろいろと派生させます。

例えば、アクセサリー作りの場合、、、、オーダーメイドを受ける。グレードの高いラインナップを作る。ワークショップ・イベントを開催する。コラボ商品をつくる。アクセサリー作りを教える。アクセサリー作りで収益を得る方法を教える等々、アイディアを出して、活動の幅を広げます。すると活動それぞれで、時間や労力に対する収入の割合が違います。

アクセサリーを1日に10個作って売って、1.5万円/日が、アクセサリー講座を1万円で開催して5人集まれば、5万円/日になります。1か月に1回、日給5万円の日があるというのは、スタートアップ段階ではとても有り難いですね。

 

収益化のためのアイディア②収益モデルを階層化する

高収益の商品を売るためには、低収益の商品を売る必要がある場合が多いです。例えば、アクセサリー体験講座を受けてから、本講座に申し込む。と言った具合です。それらの繋がりを①フロント→②バック、もしくは①フロント→②ミドル→③バック等々、階層化して考えます。バックの高単価商品で収益を確保することを考えれば、フロントにある商品では、利益を取らなくても良いと考えることも出来ます。

 

収入を概算する

収入モデルが決まると、それらが充分に機能し、お客さんが入ったことを仮定すると、そこで年収がざっと計算できます。1年中完全満員とはいかないので、少し辛めが良いかもしれません。ですがここで、その構造が先に考えた「あなたが得たい年収」にそもそも届き得るか?が見えるのです。ここで、NGであればモデルからもう一度考え直しましょう。努力でなんとかしようとすると、厳しい戦いになることが多いです。

 

生命力をマネジメントする

ファンが充分であり、収益モデルも正常で、フロントは充分に埋まっている。そこまでは多くの人が届き得ることが出来ます。ですが、「あなたが得たい収入」に到達するには、生命力を日々マネジメントする必要があります。何故ならひとり起業の場合、あなた本人の気分やテンションで、バック商品が売れる確率が、0%にも100%にもなるからです。一般的な、成約率を5%として、、、という考え方はナンセンスです。

ですので一般的には、自分の商品を多くの人の目に触れるように、と考えますが、それよりもあなたの気持ちやテンションが上がる生き方は何か、、、、と考えた方が現実的で、コストをかける必要はありませんが、あなたが喜ぶことをすることは仕事のうちでもあり、その管理もまた同じことなのです。

 

まとめ

・ビジネスは収益モデルでおよその収益が決まっている
・収益を得るコンテンツをつくり、収益性にメリハリをつける
・日々自分のエネルギーをマネジメントする

 

以上、「なぜそのビジネスは少ないファン(リスト)でも高収入を得られるのか?」でした。収益はビジネスの構造でおよそ最大値が決まります。充分にファンと信頼が集まっていても、収益化出来ている人もいれば、出来ない人もいるのです。一度自分のモデルはどうか検討してみて、改善できるところはないか、考えてみると良いヒントになるかも。

また、最後にも伝えた通り、ひとり起業の場合は、本人の性格や資質との兼ね合いが非常に大きいです。例えば、性格が快活か、慎重か。資質が早熟か、晩成かによっても、モデルや価格帯は調整するし、親との関係や友人との関わり方など、普段の人間関係の心理構図がそのままビジネスに影響します。ですので、機会があれば、身近な信頼できるコンサルタントにビジネス構造を一度見てもらうと、より、努力も活かされて売り上げもあがるかもしれません。