「食べないのになかなか痩せられない」「食べたら太りそうで食べられない」など「食べる=太る」と食べることに対してネガティブなイメージを持っている女性は多いです。

しかし、身体の仕組みを知ると、〈適量を食べずに体脂肪を減らす方が難しい〉というのが事実です。生きていく上で【食べること】とは一生のお付き合い。「食べる=太る」の意識のまま痩せようとするのは大変なので「食べないダイエット」が成功しない理由を簡単に解説します。

「省エネモード」で痩せにくくなる

小食になると活動に必要な栄養素が不足しがち。特にタンパク質、ミネラル・ビタミン類など必要な栄養素が入ってこない状態が長く続くとホルモンバランスが悪くなったり体が代謝を落として『省エネモード』になり、痩せにくくなります。

リバウンドしやすくなる

「食べないダイエット」で真っ先に落ちるのは脂肪ではなく筋肉。筋肉が落ちてしまった体はちょっと何かを食べただけで太りやすく脂肪がつきやすくなります。また、基礎体温なども下がりついた脂肪を落としにくくなります。

炭水化物を食べないと便秘になりやすい

停滞期の理由の一つとして多いのが「便秘」。白米に含まれるでんぷんが食物繊維と同じような働きをするため、便秘の解消に役立ちます。そして腸内をきれいにしてくれる善玉菌のエサとなって分解されるため、腸のはたらきが活性化します。そのため、極端な糖質制限などは便秘の原因に。

まとめ

・「食べなければ痩せる」は思い込み

・適量を食べないダイエットは脂肪が減りにくくリバウンドしやすい

“心も身体も満たされる食事”が脂肪を燃やす

年間100名以上のダイエット指導経験上しっかり食べながら痩せやすい体を作る方がダイエットの成功率は高く圧倒的にリバウンドしにくいです。痩せたい方こそ適量をきちんと食べながら痩せる食事法を身に着けましょう。